こんにちは。半年でマーチに合格した経験を記事にしている佐野です。
今回はセンター試験の現代文について書いていきたいと思います。
突然ですが、皆さんはセンター試験の現代文・評論でどのくらいの点数を狙っていますか?
ご存じだと思いますが、センター試験の現代文は大問が二つに分かれており、大問一が評論、大問二が小説となっています。
そのセンター試験第一問の評論文ですが、簡単に万点を取ることができます
センター現代文の評論で満点を狙うのは余裕
今回、センター試験の現代文の評論文について話していくわけですが、
結論から言うとセンター試験の評論文は非常に簡単です。したがって満点を余裕で取ることができます。
どんなに国語が苦手という受験生でも平均で1問ミスまでには収まるくらいセンター試験の国語は簡単なんです。
そこでまず、なぜセンター試験の評論文で万点を取ることができるのかについて説明していきます。
センター試験評論文で満点が簡単な理由
先ほどからセンター試験の評論文では満点を簡単にとることができるということ言ってきました。ここからは何故簡単に満点を取ることができるのかについて説明していきますね。
高校の授業で対応できるレベルがセンター試験で出題される
センター試験は大学受験のためだけに利用されるテストではありません。
文部科学省も公言している通り、高校三年間の学習がどれだけ定着しているのかを調べるためにも使われるんです。
そのため、文部科学省の学習指導要領の中から、高校授業の内容を抑えておけば問題なく説くことができる問題のレベルになっています。
つまり、難解な現代文用語やいわゆる悪文が出題されることはほとんどなく、比較的良質な文章が出題されます(早稲田大学などは悪文が多用される)
センター評論は色々な人が作っているため、解答が論理的に明快に導き出される
突然ですがセンター試験はどのように作られているのかご存知ですか?
大学の教員や高校の現役の教員など様々な人たちが問題作成に携わっています。
つまり、消去法的にしか解答ができないといった問題や、いわゆる悪問というのが非常に少ないです。
センター試験の中で悪問として名高い小林秀雄の問題もしっかりと対策しておけばきちんととける内容でした(消去法的な解き方を強いられる問もあった。[私見])
まとまると、年度によって難易度は異なるものの、論理が明快な問題がそろっており、論理的に考えることができれば簡単に正解にたどり着くことができるんです。
では、どのようにセンター試験評論文で満点をとることができるのか、方法論を説明していきます。
センター試験・評論文の満点の取り方
評論文でどのように満点を取るのかについてみていきましょう。
- ポイント
1、時間内に読み切る(初読と再読を入れて10分)
2、漢字は速攻終わらせて、満点を取る
3、難しい問題は後回し。この時にどの部分が聞かれているのか、つまり探す範囲をメモしておく
まずポイント1についてですが、近年のセンター試験評論文は、長文化が進んでいます。過去問を見ればわかるのですが、受験生はかなりの分量を読まされます。 そのために、文章を読むときにはさっと読む部分と、特にじっくり読む部分を意識しなければなりません。例えば、具体例はさっと読み、まとめを集中して読むなどです。また、初読と再読といって、最初に読むときには全体の内容をとれるように読み、問題にトライする。そして、そのあとに、細部を読み込み、再度問題にトライするという過程を描くことで現代文の得点は上がります。また、全体的に時短につながります。
次にポイント2についてですが、満点を取るには、漢字を攻略しなければいけません。しかし、センター試験の漢字は非常に平易なこともあり、漢字の問題集を一冊やれば余裕でおつりがくるほどです。ただし、漢字は一問2点です。わからなくても文章題で取り返しができますので、本番に模試わからなかったら自信をもって飛ばしちゃいましょう。
次にポイント3についてですが、初読の時点ですべての問題を解きましょう。そして、可能な限り選択肢を絞って、どの範囲を探せばいいのかをメモをしておきます。またこの時点で”正解”をしようとは思ってはいけません。特に近年のセンター試験は本文全体が根拠(根拠が広い)問題を多く出題してきたり、誤っているものを選べなどと難易度が上がっています。そのため、初読だけで正解することは非常に難しいです。
そのため、初読の後に詳細に読み込んでいく作業が必要です。
以上がポイントの解説です。あとは評論全体に言えることですが、常識的に正しい答えでも本文中にそのような記述がなければ不正解です。ここがマーク式のやりにくいところなのですが、本文に根拠のない問題はすべて間違いです。なので筆者が言ってないことを正解だと思い込まないようにしましょう。
次回は、小説についてやっていきます。
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