大学定員厳格化を読み解く 受ける前から志望校を下げるべきでない理由

スポンサーリンク

 

私大の定員が厳格化している、といって志望校を下げる受験生をよく見かけます。そこで今回は、受ける前から志望校を低く設定している受験生に向けて、私立大学の定員厳格化でどのようになっているのかという現状と志望校をどのように設定すべきなのかを紹介していきたいと思います。

スポンサーリンク

厳格化の現状

なぜ私大の定員が厳格化しているのかは国が政策を変えたことにあります。特に、東京に受験生が集中してしまっているのを是正しようとしていることが一番の理由です。ただ、この政策によって上位の大学に合格できる受験生の絶対数が減っていることは事実で、このため従来であれば早稲田に受かっていた層がマーチに、マーチに受かっていた層が成城や成蹊に行くという現象が起きています。

ただ、だからといって志望校を低く見積もったり、下げる必要は全くありません。

では、実際にどの程度合格者が減っているのかを見ていきます。

例として青山学院大学を見ていきましょう。

青山学院大学 2017 2018 増減率
文学部 952 841 88%
法学部 648 609 93%
経営学部 648 604 93%
経済学部 731 648 88%

これは一般入試での合格者数です。2017年と2018年を比べてみると全体としては10%程度減っていることがわかります。

法政大学を見ていきます。

法政大学 2017 2018 増減率
文学部 1193 1094 91%
法学部 1223 864 70%
経営学部 1736 1317 75%
経済学部 1599 1309 81%

法政大学は全体の合格者数が20%以上減っている学部が散見されます。

こうみると、実際に合格者数が減っているということがわかると思います。するとやっぱり志望校を下げるべきなのか悩む受験生がいると思います。ただ、もう一度言いますが志望校は下げるべきでも、低く設定すべきでもありません。

志望校はどうやって決めるの?

志望校は自分の行きたいと思った大学です。今の偏差値がいかに低くとも、いかに判定が悪くとも、それが志望校です。定員が厳格化しようとも、合格者が少なくなろうともそれが志望校ですよね?  であれば、志望校を低く設定する意味が分かりません。

そもそも、合格者が減ろうとも合格している人は多くいるわけで、どの合格した人はどのように勉強をしたのかを受験生は考えて模倣すべきで、減ったことを見ていても何も始まりません。

受験というのは、その年の状況に応じて難易度が常に変化していきます。ただ、変化に応じて志望校を買えるのではなく、変化に応じて勉強のやり方を変えるべきです。最初からあきらめてたら何の意味もないですよね。

定員が少なくなった中でも勉強方法

当サイトでは「半年マーチ」を掲げています。半年というと難しく聞こえますが実際に私もできましたし、正直誰でも可能です。定員が厳格化した現状でも全然できます。

ではどうやって勉強をすればいいのかを紹介していきます。

①現代文はあきらめよう

現代文は偏差値60を目指すのではなく、平均を目指しましょう。国語はそもそも日本語という基礎があるためにフィーリングで正答が出てくる可能性が一番高い教科です。現に、あらゆる模試で国語は成績下位と上位の差が小さい教科です。

上位との差が小さいということは、ここで努力をしてはダメです

つまり、半年でマーチを目指すうえでは現代文は効率が悪すぎるし、そもそも勉強をまともにやってはいけない教科なんです。そもそも国語の成績を上げるには一年以上必要ですし、半年ではその条件をクリアできません。

②古文は全力でやれ

古文はだれでも二週間で大学入試レベルになることができる最強の科目です。暗記ばかりで面倒ですが、逆に言えば覚えて、問題演習さえこなせば古文は上位者に追いつくことができます。

私も直前期に古文を一気にマスターしました。そのおかげでセンター試験では古文満点、私大でもほぼ満点でした。

そして古文は基本的にセンター試験が一番難しく、マーチの古文は非常に簡単です。ただ、簡単なのに得点できない受験生が多い分野なので、全力でやりましょう。

③社会はセンター試験9割以上が必須

社会科目は、暗記の科目です。そして、半年でマーチに行くには必ず社会をクリアしなければいけません。ただ、知識科目なので、やれば確実に得点できます。基本的には好きな科目を選択すればよいのですが、どうしても決まらない場合は政治経済を選択しましょう。

というのも、政治経済は日本史や世界史よりも覚える分量が圧倒的に少ないからです。そして、まずは教科書(畠山など)を一周し、その後一問一答で細かい知識を埋めていき、記述形式の問題集を使って勉強するのが王道です。

④英語は夏休み中に単語1000個以上、文法一周、レベル別長文を3冊終わらそう

半年でマーチ以上に受かるには、英語も必須です。夏休み中に単語を1000個以上、文法一周(スタディサプリの24コマすべて受講&復習、レベル別長文問題集3冊とスタディサプリの長文読解を終わらせてください。

単語は毎日1000この単語に目を通して、文法はスタディサプリの関先生の文法を一周し、長文に関してはレベル別問題集を徹底的に精読してください。問題の正答率は全く気にする必要がないのですが、文中の表現でわからない表現は徹底的になくしてください。そして、音読を徹底的にして、英語の語順で英語を理解できるように練習しましょう。

結論 厳格化で嘆くよりもやることがあるよね

受験生はやれ厳格化だの、合格者が減るなどと騒いでる場合ではありません。そういうことを気にして勉強しない受験生が入試で合格できないのは当たり前です。できる受験生は、環境に合わせてさらに勉強するだけです。そして、当サイトのモットーである半年で早慶マーチは達成可能な目標です。

半年でマーチに行く方法 教材編

詳しくは上記をご覧ください。

いずれにしても今の偏差値が35だろうと、センター模試で100点とれなかろうと、担任や親の圧力に負けず、絶対に志望校は変えないことを心がけてください。とにかくやることは勉強です。

ちなみに私は卒業の際に担任に「後世畏るべし」とはこのことだね、と言わせました。一つ下の学年に向けて受験はどういうものかを説明するときにも、学校をひたすらディスってすっきりできましたし、それを目標に頑張ってください。

では。

コメント